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壁掛けQ&A - 壁掛けテレビの不安はこちらで解決!
初心者の方へ
- 壁掛けテレビって何ですか?
-
文字通り壁に掛けられたテレビのことです。
よく「壁掛けテレビをください」というお問い合わせをいただくのですが、実際には「壁掛けテレビ」という商品が存在するわけではありません。
現在販売されている薄型液晶テレビであれば一部例外機種を除き基本的には壁掛けすることができます。
ですので、今ご自宅に置かれているテレビを壁に掛ければ、それが「壁掛けテレビ」ということになります。
一般家庭ではまだまだテレビを壁掛けにしているお宅は少ないですが、ちょっと町に出ればショッピングモールや飲食店などですぐに壁掛けテレビをみつけることができます。
むしろ、商用利用で「テレビを置いている」という状態の方が少なくなってきました。
その流れを受けて、テレビを壁掛けにするという行為が少しずつ一般家庭にも広がっているというのが今の状況です。 - テレビはどのように壁に掛けられているのですか?
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テレビを壁にかけるための専用の器具(テレビ壁掛け金具)を使用します。
※当店では、テレビ壁掛け金具を「TVセッター」というブランド名で展開しております。
仕組みはいたってシンプルです。
・テレビの背面に取り付ける器具
・壁に取り付ける器具
パーツはこの2つしかありません。
---------------------------------------------------------
テレビ背面に取り付ける器具 → ブラケット
壁に取り付ける器具 → ベースプレート
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と呼びます。
取り付けは以下の3ステップです。
①テレビの背面にあいているネジ穴を使って、ブラケットを取り付けます
②ベースプレートを壁にしっかり止めます(ネジ止め・ホッチキス止めの2つの固定方法があります)
③壁に取り付けたベースプレートにブラケットを引っかけて完了です
壁掛けテレビ化するにあたり最大のポイントは「②ベースプレートを壁にしっかりと止めます。」の部分です。
実は、壁には色々な種類がありますので、壁の種類を見極め最適な方法でベースプレートを壁に止める必要があります。
逆に、ここさえクリアできてしまえば壁掛けは本当にカンタンです。
壁の見極め方法と、それぞれの壁に適したベース金具の固定方法についても、こちらのQ&Aで取り扱っておりますので、ぜひご覧になってください。
- 壁掛けテレビのメリットは何ですか?
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最大のメリットとして挙げられるのは「省スペース」です。
テレビを壁に掛けてしまえばテレビ台が不要になります。
せっかくテレビは薄いのに、テレビ台が場所をとっていては意味がありません。
テレビ台がなくなれば、その分レイアウトが自由になりますしお部屋が広々と使えます。
床のスペースがあく効果は絶大です。
またインテリアとしての効果も見逃せません。
インテリアを作りこもうとするとテレビが邪魔になってしまうことも多々あります。
しかしテレビを壁に掛けてしまえば、まるで絵画のようにインテリアのアクセントとしてテレビを使うことができます。
さらに安全性という意味でも効果があります。
普通に置かれているテレビは倒れて凶器にもなりえますが、壁にしっかり取り付けられていれば万全の耐震対策になります。
またテレビが大好きなお子様が誤って倒してしまうようなこともありません。
普段の生活で安心できる面でもオススメです。 - 壁掛けテレビのデメリットは何ですか?
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普通にテレビ台に置くのに比べ、設置までに何かと手間がかかるというのはデメリットとして挙げられます。
そもそも多くの人は、「テレビを壁掛けにする」という発想自体がありませんので、テレビがどうやって壁に掛けられているかもわからない状態だと思います。
ですので「どうやって壁掛けするか?」を調べることから始めなくてはなりません。
また、少なくとも大切な家の壁が傷つくことになりますので、そこに抵抗を感じる方も多くいらっしゃるでしょう。
いずれにしてもご安心ください。
このQ&A集を見ていただければ壁掛けテレビに必要な知識はほぼカバーできる内容となっております。
また、壁のキズが心配な方にもホッチキスを使って壁にとめる商品を使えば、ほとんど傷が目立たず壁掛けにすることが可能です。
ネジ止めした場合でもうまく修復できる方法を紹介しています。
せっかく壁掛けテレビに興味を持っていただいた訳ですから、ぜひチャレンジしてみてください。 - 全てのテレビが壁掛けできますか?
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基本的に、液晶やプラズマなどの薄型テレビであれば、ほぼ全てのテレビ(主要メーカー全機種の内95%程)が壁掛けに対応しています。
ですが、中にはそもそも壁掛けに対応していないテレビも存在します。
壁掛けに対応しているテレビかどうかを確認するためには、目視でテレビ背面にネジ穴が開いていることを確認します。
最近のテレビではほとんどの場合、
・縦100mm×横100mmの正方形
・縦100mm×横200mmの長方形
・縦200mm×横200mmの正方形
・縦200mm×横300mmの長方形
・縦300mm×横300mmの正方形
・縦300mm×横400mmの長方形
・縦400mm×横400mmの正方形
のような形でネジ穴が開いています。
このネジ穴が確認できれば、ひとまず壁掛けにできると考えてよいでしょう。
また、当サイトのテレビ金具適合診断にお手持ちのテレビ型番を入力すれば、システムで壁掛け可能かを判定しますので確実です。
もちろん、お電話でテレビの型番をお伝えいただけば、専門のスタッフが適合可能かをお調べいたします。
お問い合わせいただく場合、まずはテレビの型番をご確認ください。 - テレビの型番はどのように確認すればよいですか?
-
ほとんどのテレビはフレーム部や背面に型番の記載があります。
また説明書をお持ちであれば、そちらをご確認ください。
メーカーにより型番の法則がありますので、以下をヒントに探してみてください。
【シャープ】
LC-[インチ数][シリーズ名]
例)
LC-50U40 LC-32F5
【パナソニック】
TH-[インチ数][シリーズ名]
例)
TH-39A300 TH-49CS650
【東芝】
[インチ数][シリーズ名]
例)
40A1 52H3000
【ソニー】
KJ-[インチ数][シリーズ名] KD-[インチ数][シリーズ名] KDL-[インチ数][シリーズ名]
例)
KJ-65X8500D KD-55X8500B KDL-32J5000
【三菱】
LCD-[インチ数][シリーズ名]
例)
LCD-32BHR300
【日立】
L[インチ数]-[シリーズ名] P[インチ数]-[シリーズ名]
例)
L46-S08 P50-GP08 - 引越しや模様替えなどで取り外す事はできますか?
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ネジやホッチキスで壁に止っているだけなので、取り外すことは可能です。
ただ、ネジ止めの場合どうしても壁に穴が残ってしまうため、基本的には一度取り付けたらそのままという形が現実的です。
よく引越しする方の場合、取り外しがカンタンで傷跡がほとんど目立たないホッチキス止めタイプをオススメします。
また、ネジ止めの場合でもネジ穴を目立たせない取り付け方と補修方法をこちらのQ&Aで紹介しておりますので、合わせてご覧ください。 - 壁掛けにして危険ではありませんか?
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倒れやすさを考えると、むしろテレビ台に置いているだけ方が危険だと考えられます。
テレビ壁掛け金具は、強固なスチールやアルミ合金でできているため、テレビの重みで破損することはまずありません。
壁にしっかり固定していただければ、台置きよりも安全です。
ただ、壁にしっかり固定されていないと落下の可能性があります。
ご自身で取り付ける場合は、説明書に従い万全に行っていただくようお願いいたします。
ご自身での設置に自信がない場合は、プロの壁掛け設置業者をご紹介することも可能です。 - 大きな地震で落ちないか心配です。
-
TVセッターブランドのテレビ壁掛け金具は、ネジ止め式・ホチキス止め式のどちらについても、震度7の3次元振動検査を実施済みです。
むしろテレビの耐震対策として有効ですので、地震への備えとしてぜひ壁掛けテレビをご検討ください。 - 賃貸住宅に住んでいますが、壁掛けできますか?
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退去時にきちんと壁を修繕すれば賃貸でも壁掛け可能です。
問題は、修繕費がいくらかかるのか?という事だと思います。
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によると、
壁を傷つけてしまった時修繕の必要があるのは「m単位が望ましいが、壁1面分まではやむを得ない」とされています。
※1か所傷つけてしまったからといって、お部屋の壁全面の修繕が必要な訳ではないという考え方です
※さらに、こちらのQ&Aでネジ穴を目立たせない取り付け方と補修方法を紹介していますので、その方法で設置しておくと後々修繕費を軽減できる可能性が高まります。
普通にネジ打ちしてしまった場合でも、表面に張ってあるクロス・壁紙については、6年という耐用年数が設定されています。
新築の状態から6年間住めば、そのクロスは経年劣化により残存価格が1円になるという考え方です。
※わかりやすく極端に書きますと、どんなにクロスがビリビリに破れた状態でも、6年経過していればクロス自体の残存価値がなくなっているため、借主が修繕する必要がないという考え方です。
※新築の状態から3年間住んだのであれば、クロスの残存価値が50%になっているため、例えば新品のクロスに張り替えるのに10,000円かかるのであれば借主の負担金額は5,000円ということになります。
参考までにテレビを壁掛けした際の修繕費について、想定される大家さんとの交渉の流れを記述しておきます。
※交渉がまとまらず下にいくほど修繕費が高くなるイメージです。
①(ネジ穴を目立たせない設置をすることで)誰も壁掛けしていたことに気付かず修繕費が発生しない
------- ここから修繕費発生 -------------
②居住年数、物件の築年数、前回のクロス張替時期を元に経年劣化分の費用減額を交渉してみる
③メートル単位での補修を交渉してみる
④壁1面分の補修を交渉してみる
⑤(ここまで交渉が成立しないと)お部屋全面分の補修費用を負担することになる
⑥下地ボードの穴はパテ埋めで補修するよう交渉してみる
⑦(交渉が成立しないと)下地ボードの張替え分も補修費用を負担することになる
※ただし賃貸契約書に明確な記載がある場合はそちらに従う
という流れになります。
例え交渉がうまくいかず⑦まで行ってしまっても、そこまで高額な費用にはなりません。
下地ボードとしてよく使われる石膏ボードは1枚数百円ですし、クロスもよほど高級なものでなければそこまで高いものではありません。
あとは内装屋さんの人件費となります。
ですので、敷金を100%戻してもらおうと考えているのであれば壁掛けは難しいのですが、
ある程度の修繕費はやむなしと割り切ることができれば、さほど恐れることなく賃貸でも壁掛けを楽しんでいただいた方が得策なのではないかと考えます。
またホッチキス止めの場合はどうか?という事にも触れておこうと思います。
同じく国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」によりますと、画鋲やピンなどの穴(下地ボードの張替は不要な程度なもの)は借主による修繕が不要な分類となっております。
ですので、画鋲やピンよりもさらに細いホッチキス針による穴であれば、修繕の必要はないと考えられます。
反面、テレビを止めるためにはホッチキスを打ち込む本数が増えますので穴の数は多くなります。
大家さんの立場からして、そこをどう判断するか?という事になります。
実際には、ホッチキス針による穴に対しての判例がないので、やはり大家さんとの交渉が必要ということになります。
参考までにホッチキス設置の修繕費について、想定される大家さんとの交渉の流れを記述しておきます。
①ホチキス跡が小さすぎて、誰も壁掛けしていたことに気付かず修繕費が発生しない
②ピンや画鋲の穴であれば修繕不要なのだから、それより小さいホッチキス跡も修繕不要なのではないか?と交渉してみる
------- ここから修繕費発生 -------------
③居住年数、物件の築年数、前回のクロス張替時期を元に経年劣化分の費用減額を交渉してみる
④メートル単位での補修を交渉してみる
⑤壁1面分の補修を交渉してみる
⑥(ここまで交渉が成立しないと)お部屋全面分の補修費用を負担することになる
※ただし賃貸契約書に明確な記載がある場合はそちらに従う
という流れになります。
ほとんどの場合①、②に収まると思いますが、
もし修繕が必要となった場合でも、うまく交渉できればそこまで高額な修繕費は発生しないと考えられます。
ネジ止めの場合と同様、さほど恐れることなく壁掛けを楽しんでいただいた方がよいのではないかと考えます。
今回紹介しました「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」は過去のトラブルや判例を元に、今後の賃貸トラブルを減らすために作られた考え方となります。
実際には賃貸契約書に書かれている内容が全てとなりますので、契約内容をよくご確認いただく事が大切です。 - 持ち家のマンション(集合住宅)に住んでいますが、壁掛けできますか?
-
マンション(集合住宅)の場合に気をつけなくてはいけないのが、占有部と共有部の区別です。
簡単に説明すると
・占有部は自分のもの
・共有部は皆のもの
ということになります。
テレビを壁掛けするには、ネジ止め・ホッチキス止めで大小の違いはあるものの、少なからず壁に穴をあけることになります。
自分のものである占有部に対しては、個人の意思で穴あけできますが、
皆のものである共有部に、勝手に穴をあけることはできません。
ですので、共有部に穴あけをする場合は、マンションの管理組合に許可をとる必要があります。
それでは、どの壁が占有部で、どの壁が共有部なのか?
一般的によくあるパターンを説明します。
お部屋の壁には「間仕切り壁(まじきりかべ)」と「戸境壁(こざかいかべ)」の2つがあります。
・間仕切り壁は、自分の部屋内の間取りを区切っている壁 → 占有部
・戸境壁は、隣のお宅との境目となる壁 → 共有部
※建物の躯体(鉄筋コンクリート造のマンションであればコンクリート部)も共用部
となります。
廊下側・バルコニー側の壁については、通常であれば占有部と考えてよいでしょう。
※あくまでも一般的な話ですので、最終的には各マンションの管理組合規定をご確認ください。
まとめますと、
占有部の壁であれば問題なく壁掛け可能です。
共有部の壁の場合、マンション管理組合の許可を得た上で壁掛け可能です。 - 持ち家の戸建に住んでいますが、壁掛けできますか?
-
持ち家の戸建ての場合は、賃貸住宅や集合住宅と違い「全て自分の所有物」となりますので、特に制限なく自由に壁掛けしていただくことが可能です。
どうぞ安心して壁掛けテレビをご検討ください。 - 家を新築中ですが、やっておいた方がいいことはありますか?
-
壁掛けテレビをご希望であれば、ぜひ建築中に壁掛け用の準備をしておいてください。
まずはコンセント・アンテナ線などの電気工事関連です。
普通、コンセント口は足元に設置するので、壁掛けしたテレビからコードを繋ぐとどうしても配線が見えてしまいます。
これを防ぐために、テレビで隠れる位置にコンセントとアンテナ口を設置してもらうのがベストです。
ただし、コンセント位置の決定には十分な計算が必要です。
テレビを壁掛けするには、壁面に壁掛け用の金具を取り付ける必要があります。
ですので、壁掛け金具とコンセントがぶつからないように位置を決めなくてはなりません。
さらに、テレビの配線差込口とコンセント口が同じ位置になってしまうと、それぞれの端子がぶつかってしまいます。
配線差込口とコンセント口は位置は少しズラして設置するべきでしょう。
一番ベストな方法は、事前に壁掛けするテレビと金具を用意していただき、
現物合わせでコンセント位置を決めることです。
ただ、設計段階で現物を用意するのは現実的ではないかもしれません。
その場合、テレビ壁掛け金具の形状・テレビの端子差込口については当店でお調べ可能です。
コンセント位置を決める際にはぜひお問い合わせください。
次に壁補強の内装工事関連です。
ホッチキス止めの金具を使えば補強の必要はありません。
しかし、テレビの大きさが47インチまでの対応となってしまいます。
せっかくの新築住宅ですから、壁掛けにするならもっと大きいテレビをご検討なのではないでしょうか?
そうなると、必然的にネジ止め式の金具を使用することになります。
通常、壁には石膏ボードが張られています。
しかし、石膏ボードにネジ止めするとボロボロと崩れて、せっかく止めたネジが抜け落ちてしまいます。
対策として、しっかりとネジを効かせるために壁裏にある柱を狙ってネジを打ちます。
しかし、こうすることで柱の位置に合わせてテレビの壁掛け位置を決めることになってしまいます。
これでは、本来設置したい場所に壁掛けできない可能性が高くなってしまいます。
それを防ぐために、事前に壁掛け予定の壁に板を張ってもらうわけです。
そうすることで、後からお好きな場所にネジを効かすことができる。
すなわち、好きな位置にテレビを壁掛けできることになります。
補強板の厚みについては、少なくもと12mm以上は欲しいところです。
大型テレビでしかもアームタイプの金具を使用するとなると、15mm、18mm、21mm、24mmなど、厚みがあればあるほど安心です。
※12mmだとネジは抜け落ちないものの、板がたわんでしまうという事例がありました。
以上のことを踏まえていただき、ぜひ新築のお宅では「コンセント口の設置」及び「壁の補強」をご検討ください。 - 家のリフォームを検討していますが、やっておいた方がいいことはありますか?
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基本的には、新築時の注意点と同様の考え方となります。
ぜひとも「コンセント口の設置」「壁の補強」をご検討ください。 - 壁掛けテレビにするには、いくらかかりますか?
-
まず壁掛けするテレビはお持ちであるという前提からスタートします。
テレビを壁掛けするために必ず必要なのが「テレビ壁掛け金具」です。
当店で取り扱っているテレビ壁掛け金具は、
小型テレビ用のベーシックなもの(3,000円台)~大型テレビ対応の超高品質アーム金具(40,000円台)まで
幅広いラインアップをご用意しております。
特にこだわりがなく壁掛けにできればOK!ということであれば、
数千円で十分な品質の壁掛け金具をご紹介できます。
次に設置についてです。
DIYで設置すれば工事費用はかかりませんが、ある程度の工具はそろえていただいたほうがよいでしょう。
基本的に必要なネジ類・水平器は商品に付属されています。
電動トリルドライバー、壁裏調査器があると便利なので、これらをご用意いただきプラス数千円でしょうか。
自分での設置が不安な方にはプロの設置業者をご紹介いたします。
テレビのインチにより工事料金が変わります。
・小型テレビで1万円台から
・中型テレビで2万円台から
・大型テレビで3~4万円台から
・超大型テレビで6万円台から
でのご紹介となります。
費用はかかりますが、その分安心を買うことができます。
※詳しくは工事業者紹介サービスページをご覧ください。
DIYで設置すれば、1万円以下でテレビを壁掛けすることができます。
設置する壁について
- 壁の種類にはどのようなものがありますか?
-
一般的な住居で考えられる壁には、以下のようなものがあります。
【石膏ボード】
・木の柱に打ち付けられた石膏ボードにクロス(壁紙)を貼った壁
・軽鉄の柱に打ちつけられた石膏ボードにクロス(壁紙)を貼った壁
・GL工法でコンクリート部に接着された石膏ボードにクロス(壁紙)を貼った壁
・乾式耐火遮音壁
【コンクリート】
・コンクリート打ち放し
・コンクリートに直接クロス(壁紙)を張った壁
【木壁】
・壁掛け用に分厚い合板が貼られた補強壁
・木の柱に構造用合板を打ちつけた壁
・木の柱にプリント合板を打ちつけた壁
【その他表面処理】
・タイルが貼られている壁
・珪藻土などが塗られた土壁
・砂壁
それぞれの壁に対する取り付け方や考え方を、こちらのQ&Aで紹介しています。
合わせてご覧ください。 - どんな壁でも壁掛けできますか?
-
基本的な考え方として、テレビと金具の重さに耐えられるよう「壁にしっかりと固定する方法」があれば、どんな壁にも取り付けできます。
当店で取り扱うテレビ壁掛け金具は、壁に固定する方法として「ネジで固定するタイプ」と「ホッチキスで固定するタイプ」の2つがあります。
ネジで固定するタイプには、木用のネジが付属します。
ですので、木製の壁・木製の柱であれば問題なく取り付けできます。
ホッチキスで固定するタイプは石膏ボード専用品です。
ホッチキス針が付属しますので、石膏ボード壁に問題なく取り付けできます。
[ご注意]
硬質石膏ボードという石膏の密度が高く非常に硬いボードが存在します。
硬質石膏ボードにはホッチキス針はおろか、ピンや画鋲すらも刺さりません。
ホッチキス止めタイプをご検討の方は、事前に目立たない場所でピンが簡単にささることをご確認ください。
以上のことを踏まえまして、よくある壁をいくつかピックアップし、取り付けのポイントをご説明いたします。
【石膏ボード壁】
石膏ボードのみにネジ打ちしても、ボロボロと崩れてしまいネジが効きません。
そのため石膏ボードを張り付けている壁裏の柱を狙ってネジ止めします。
壁裏の柱が木製であれば、そのまま商品に付属するネジで取り付け可能です。
壁裏の柱が軽鉄(LGS)だった場合、別途軽鉄専用のネジ「軽天ビス」をご用意いただく必要があります。
軽天ビスをしっかりと効かせるためには、締め付けの力具合が重要です。
あまりDIYに慣れていない方はプロの設置業者に依頼した方がよいかもしれません。
もしくは、壁裏の材質を気にすることなく取り付けられるホッチキス止めタイプを使用するのも手です。
まとめますと、
・ネジ止めの場合、壁裏の柱にしっかりとネジを効かせることができれば壁掛け可能です
・ホッチキス止めの場合、特に問題なく壁掛け可能です
【石膏ボード壁(GL工法)】
GL工法とは、コンクリート壁に石膏ボードを貼る際に用いられる工法のことです。
コンクリート壁一面に等間隔でGLボンドという接着剤をお団子状にしたものを張り付けます。
そのお団子に対して石膏ボードを押し当てコンクリートと石膏ボードを接着させます。
GL工法の場合、石膏ボードの裏にネジを効かせるための柱が存在しません。
従って、ネジを効かせるためには
・GL団子部分にネジを効かせる
・コンクリート部にネジを効かせる
という2つの方法が考えられます。
前者の「GL団子部分にネジを効かせる」は、テレビのような重量物を固定するには強度不足と考えられます。
当店ではオススメしていません。
後者の「コンクリート部にネジを効かせる」は、DIYに慣れていない方だとかなり難しい作業になると思われます。
当店ではプロの設置業者に任せることをオススメします。
ホッチキス止めタイプの場合も留意点があります。
基本的には石膏ボードへの設置なので取り付け可能です。
しかしGL工法の場合、石膏ボードはボンドで接着されているだけなので、壁に重みがかかることでボードがはがれてしまう可能性があります。
※これはあくまで可能性という話で「ホッチキスでテレビを壁掛けして壁がはがれてしまった」という報告は現在のところ1件もありません。
まとめますと、
・ネジ止めの場合、プロの設置業者にご相談いただき設置可否の判断を仰いでください
・ホッチキス止めの場合、壁自体が剥がれてしまう可能性がある事をご了承いただければ、壁掛け可能です
【石膏ボード(乾式壁)】
超高層のタワーマンションでよく使われる壁です。
※最近ではタワーマンション以外でも採用されるケースが増えてきています。
遮音性と防火性を兼ね備えた「乾式耐火遮音壁」が代表的です。
コンクリート壁に比べ建物を軽量にできることが特徴です。
乾式耐火遮音壁の場合、下地に軽量鉄骨が使用されます。
従って「軽天ビス」を別途ご用意いただく事で壁掛けは可能です。
しかし、
・石膏ボードが2重に張られているため下地まで距離がある(21mmと9.5mmで合計30.5mm)
・壁に穴をあけてしまうと、遮音性が損なわれる可能性がある
・マンションの場合、共用部にあたる可能性があるため管理組合に確認の必要あり
などの理由から、あまり壁掛け自体を検討するべきではない壁と言えます。
どうしても壁掛けテレビという事であれば、間仕切り壁(自分の部屋内の間取りを区切っている壁)への設置をご検討ください。
またホッチキス止めタイプの場合でも、表面に張られている石膏ボードは硬質石膏ボードとなるため、ホッチキスの針が刺さりません。
まとめますと、
・ネジ止めの場合、基本的には壁掛けを検討すべきではありませんが「どうしてもこの場所に壁掛けしたい!」という場合はまず管理組合にご確認ください。
・ホッチキス止めの場合、硬質石膏ボードには針が刺さらないため壁掛けできません。
【コンクリート壁】
コンクリート壁にネジを効かせるためには、コンクリート用ビスを別途ご用意いただく必要があります。
コンクリートに下穴をあける必要があるため、ハンマードリルも必要です。
手順としては、
・コンクリート用ネジの説明書に記載されている径の下穴をあける(深さはネジの長さ+10mm以上)
・穴の中の削りくずなどを取り除く
・下穴に対してコンクリート用ネジをドライバーで打ち込む
これだけですので、しっかりとした道具をお持ちであれば、それほど難しい作業ではありません。
まとめますと、
・ネジ止めの場合、コンクリート用ビスを用いる事で壁掛け可能です。
・ホッチキス止めの場合、コンクリートには針が刺さらないため壁掛けできません。
【木製の壁】
木製の壁として考えられるのが「プリント合板」や「構造用合板」が貼られている壁です。
プリント合板は、築30年・40年経っている家だと使われている可能性が高いです。
※1970年後半あたりから石膏ボードにクロスを貼った壁が徐々に増えてきます
プリント合板の場合、ネジ止めしても壁の厚みが足りず、負荷をかけるとネジが抜け落ちてしまいます。
ですので、石膏ボードと同じように壁裏の柱を狙ってネジ止めします。
この時代の家であれば、ほとんど木製の柱だと考えられますので、商品に付属するネジで取り付け可能です。
構造用合板は、耐力壁として外壁側に貼られますが、内壁側に使われている場合もあります。
構造用合板の場合、板の厚みが重要です。
壁材として使用されるのは9mm/12mmが多いですが、しっかりとネジを効かせるためには12mm以上は欲しいところです。
板の厚みが9mmの場合、少なくとも縦に2箇所は壁裏の柱にネジを効かせるなど工夫が必要です。
まとめますと、
・ネジ止めの場合、板の厚みが12mm以上あれば壁掛け可能です。厚みが足りない場合、壁裏の柱にしっかりとネジを効かせることができれば壁掛け可能です
・ホッチキス止めの場合、木壁には対応していないため壁掛けできません。
【補強済みの壁】
新築時やリフォーム時に、壁掛け用に分厚い合板が貼られている壁であれば、商品に付属するネジで取り付け可能です。
同じ補強壁といっても、板の厚みで強度が変わってきます
当店では少なくとも12mm以上、大型テレビやアーム式のテレビ壁掛け金具を使用する際は15mm、18mm、21mmなど厚ければ厚いほど安心です。
過去に、補強板が思っていたよりも板が薄く、テレビを掛けたら壁がたわんでしまったという事例もあります。
補強板の厚みは、
・壁掛けするテレビの重量
・使用するテレビ壁掛け金具の形状(アーム式の場合テコの原理で壁にかかる負荷が増します)
を施工店に伝え、よく打ち合わせた上で決定するようにしてください。
まとめますと、
・ネジ止めの場合、補強板に充分な厚みがあれば壁掛け可能です
・ホッチキス止めの場合、木壁には対応していないため壁掛けできません。
【タイル張りの壁】
タイル張りの場合、タイルを張っている壁の下地次第・・・ということになります。
タイル単体にはネジが効きませんので、タイルを剥がすなり穴をあけるなりして、ネジを下地まで届かせる必要があります。
これまで説明してきたとおり、下地により施工方法が異なります。
またタイルの扱いは難しく割れてしまうことも考えられます。
以上の事から、当店としてはプロに依頼することをオススメしています。
【土壁などの塗り壁】
土壁の場合も下地次第・・・ということになります。
表面の塗り部分にはネジが効きませんので、下地を探してネジを打ち込む必要があります。
これまで説明してきたとおり、下地により施工方法が異なります。
下地が木なのか?軽鉄(LGS)なのか?コンクリートなのか?を的確に判断する必要があります。
また、壁の表面が平らではないため、場合によっては平らにならす必要があるかもしれません。
以上の事から、当店としてはプロに依頼することをオススメしています。 - 壁の種類はどうやって見極めますか?
-
ここでは、よくある壁の種類
・石膏ボード
・コンクリート
・合板
の見分け方をご説明いたします。
通常、お部屋の壁にはクロス(壁紙)が貼られていますので、見た目だけでは判断できません。
そこで、以下の方法を試してみてください。
【STEP①】壁にピンや画鋲を刺してみる
壁の目立たない場所にピンを刺してみましょう。
※壁にピンをさしたくない!という方は次のステップに進んでください。
・ピンがサクッと簡単に刺さり、かつ抜いた針の先に白い粉がつけば「石膏ボード」です。
・ピンがサクッと簡単に刺さり、かつ抜いた針の先に白い粉がつなかれば「薄い合板」である可能性が高いです。
・ピンがカンタンには刺さらず、頑張って先端が刺さる程度であれば「厚みのある合板」である可能性が高いです。
・ピンがまったく刺さらなければ、「コンクリート壁」である可能性が高いです。
「可能性が高い」としているのは、
実際に壁を見てみないと言い切る事はできないですし、
人によっては本来刺さるはずの壁にも力が足りないなどの理由で刺すことができず「コンクリート」と判断してしまうかもしれません。
確実に断定することはできないという状況を考慮し、このような表現とさせていてだいています。
通常であれば、上記の判別方法でほぼ間違いないと考えてよいでしょう。
また、最近では普通石膏ボードよりも石膏の密度が高くはるかに硬い「硬質石膏ボード」が増えてきています。
硬質石膏ボードにピンを刺した時の手ごたえは、厚みのある合板の感覚に近く、この段階では確実な判別は難しいです。
確実に見分けるために、次のステップに進んでください。
【STEP②】コンセントカバーを外してみる
壁の材質を直接みるために、コンセントカバーを外してみましょう。
[注意]
感電事故を防ぐためにも、必ずブレーカーをOFFにしてから作業してください!
コンセント口は壁をくり抜いて作ります。
ですのでカバーを外していくと壁の断面を直接見ることができます。
石膏ボードであれば断面をドライバー等でなぞれば白い粉がつきます。
※硬質石膏ボードでも断面を削り取れば白い粉がつきます。
また、合板の場合はここで厚さを見ることが出来ます。
コンクリート壁の場合、コンセント口がない可能性が高いです。
※もちろんコンクリート壁にもコンセント口があれば、断面をみることができます。
対象の壁にコンセント口がなければ、次のステップに進んでください。
【SPEP③】クロス(壁紙)の一部を剥がしてみる。
クロスにカッターで切れ込みを入れれば、カンタンにクロスをめくりあげることができます。
そうすることで、壁の材質を直接見る事ができます。
剥がしたクロスの補修もカンタンです。
別途、クロス補修用のノリとローラーをご用意いただく必要はありますが、驚くほど簡単に、キレイに元通りになります。
これらの方法で壁材質を見分ける事ができます。
壁裏構造の見分け方については、こちらのQ&Aの別項目で説明しますので、合わせてご覧ください。 - 石膏ボードの種類について教えてください。
-
ここでは石膏ボードと呼んでいますが、プラスターボードと呼ばれる場合もあります。
単純に日本語での呼び名か、英語での呼び名か、という区別でよいでしょう。
また、商品名で呼ばれることもありますので、メーカーと商品名をこちらに記載しておきます。
※壁用・天井用がありますが、ここでは壁用に絞らせていただきます。
【吉野石膏】
石膏ボード国内シェア約80%を誇る会社です。
商品名は「タイガーボード」です。
石膏ボードの種類により、タイガーボードに「スーパー」や「タイプZ」等がつきます。
【チヨダウーテ】
残りの約20%のシェアを持つのがこちらの会社です。
商品名は「せっこうボード」「FCボード」「さわやかせっこうボード」「ゼナジーボード」等です。
それぞれのメーカーで、JIS規格で定められた様々な性能を持つ石膏ボードを販売しています。
以下に、JIS規格に定められている石膏ボードの種類と主な用途、
またそれぞれの会社で販売している商品名をまとめておきます。
①
種類:せっこうボード
記号:GB−R
説明:せっこうボード製品の標準的なものです。
[吉野石膏]
・タイガーボード
・タイガーハイクリンボード
[チヨダウーテ]
・せっこうボード
・FCボード
・TeaLife レギュラー
②
種類:シージングせっこうボード
記号:GB−S
説明:両面の紙と芯の石膏に防水加工が施してあります。洗面所や台所に使用されます。
[吉野石膏]
・タイガー防水ボード
・タイガー不燃防水ボード
[チヨダウーテ]
・耐水ボード
③
種類:強化せっこうボード
記号:GB−F
説明:石膏ボードの芯材部分に無機繊維材料を混入したもので、耐火構造、準耐火構造、防火構造材料として使用されます。
[吉野石膏]
・タイガーボード・タイプZ
・タイガーボード・タイプZ-WR
[チヨダウーテ]
・強化せっこうボードタイプX
・強化せっこうボードタイプV
④
種類:せっこうラスボード
記号:GB−L
説明:表面に長方形のくぼみをつけたもので、塗り壁の下地として使用されます。
[吉野石膏]
・ニューラスボード
[チヨダウーテ]
・ラスボード
⑤
種類:化粧せっこうボード
記号:GB−D
説明:表面を化粧加工してあるもので、それぞれ和洋室の壁などにあうよう製造されています。
[吉野石膏]
・タイガーハイクリンボードアートタイプ
・プリントタイガーボード
・エンボスタイガーボード
・クロスタイガーボード
[チヨダウーテ]
・押入れボード
・パール
・FC押入れボード
⑥
種類:不燃積層せっこうボード
記号:GB−NC
説明:石膏ボードの表紙に不燃性の原紙を用いたもので、9.5mmの厚さで不燃材料に適合します。
[吉野石膏]
・不燃タイガーボード9.5
[チヨダウーテ]
・エースボード
⑦
種類:普通硬質せっこうボード
記号:GB−R−H
用途:耐衝撃性が約1.2倍以上・曲げ破壊荷重が約1.3倍以上の硬い石膏ボードです。
[吉野石膏]
・タイガースーパーハード
・タイガーハイパーハードC
・タイガーハイパーハードT
[チヨダウーテ]
・ゼナジーボード
⑧
種類:シージング硬質せっこうボード
記号:GB−S−H
[吉野石膏]
・該当なし
[チヨダウーテ]
・該当なし
⑨
種類:化粧硬質せっこうボード
記号:GB−D−H
[吉野石膏]
・該当なし
[チヨダウーテ]
・該当なし
⑩
種類:構造用せっこうボード
記号:GB−St−A(A種)、GB-St-B(B種)
説明:強化石膏ボードの性能を保持したまま、くぎ側面抵抗を強化したもので、約3倍強化がA種・約2倍強化がB種です。耐力壁の面材として使用されます。
[吉野石膏]
・タイガーボード・タイプK-A
・タイガーボード・タイプK-B
[チヨダウーテ]
・構造用せっこうボードA種
・構造用せっこうボードB種
⑪
種類:吸放湿せっこうボード
記号:GB−○○−Hc ※記号の最後に「-HC」が付くものは、吸放湿機能を付加したものとなります。
説明:吸放湿性能を約3倍に高めたもので、室内湿度を一定範囲内に保ちます。
[吉野石膏]
・タイガーハイクリンスカットボード(GB-R-HC)
・タイガーハイクリンスカット押入ボード(GB-D-HC)
[チヨダウーテ]
・さわやかせっこうボード(GB-R-HC)
・さわやかFCボード(GB-R-HC)
・さわやか押入れボード(GB-D-HC)
ここまでが石膏ボードの種類となります。
改めてあげてみるとかなりの種類がありますね。
壁掛けテレビを検討する上で気をつけなくてはならないのが「硬質石膏ボード」です。
吉野石膏だと
「タイガースーパーハード」
「タイガーハイパーハードC」
「タイガーハイパーハードT」
チヨダウーテだと
「ゼナジーボード」
が、該当します。
これらは非常に硬くホッチキスの針を寄せ付けません。
そのため、石膏ボードの中でも「硬質石膏ボード」は例外でホッチキス止め不可となってしまいます。
※硬質石膏ボードでも、ネジを打ち込めば貫通しますので、ネジ止め式のテレビ壁掛け金具であれば問題ありません。
- 合板の種類について教えてください。
-
合板とは、原木を大根の桂むきのように薄くむいた板を接着して貼り合わせた板のことです。
一般的にはベニア板などと呼ばれているでしょうか。
ベニアとは本来1枚の板を意味するので、接着する前の薄い板が「ベニア」、それを接着したものが「合板」という認識が正しいようです。
一般的に呼ばれているベニアは板を張り合わせたものですので、結果的にベニア板=合板ということになります。
それでは、合板にはどのような種類があるのか?
JAS規格により定められていますので、そちらをご紹介いたします。
【普通合板】
下で紹介する種類以外の合板。
いわゆる標準的な合板です。
【コンクリート型枠用合板】
コンクリートを成型する際の型枠として使用する合板。
表面に塗装やオーバーレイ(メラニンなどの化粧材が貼り付けられています)が施されています。
一般的にコンパネと呼ばれているのがこの合板です。
【構造用合板】
建築物の構造耐力上主要な部分に使用する合板。
すなわち、耐力壁として使用される合板です。
【化粧ばり構造用合板】
上記の構造用合板に木材質特有の美観を表すことを主たる目的として化粧単板を貼り合わせた合板。
すなわち、そのまま内装の仕上げとして使用できるよう、構造用合板に化粧板を張り合わせた合板です。
【天然木化粧合板】
上記の化粧ばり構造用合板以外の、化粧単板を貼り合わせた合板。
すなわち、構造用合板以外の合板に化粧単板を張り合わせた合板です。
【特殊加工化粧合板】
コンクリート型枠用合板・化粧ばり構造用合板・天然木化粧合板以外の、表面に塗装やオーバーレイを施した合板。
すなわち、化粧用の板を張り合わせる以外の方法(プリントや塗装など)で内装の仕上げとして使用できる合板です。
ちょっと複雑になってしまいましたが、合板にはこのような種類があります。
テレビを壁掛けするためにネジを効かせる。という観点で考えると、合板の種類に関わらず板の厚さが重要となります。
少なくとも12mm以上、アーム式の金具を使う場合や大型テレビを壁掛けする場合はそれ以上の厚みがあると安心です。
自分で合板を用意しなくてはならないシーンというと、壁の簡易補強をする場合でしょうか。
壁掛けテレビ用の補強板として考えた場合、構造用合板を選ぶとよいでしょう。
選ぶ際のポイントは、
・室内で使うためホルムアルデヒド放散量が一番低いF☆☆☆☆であること
・接着耐久性については、1類と特類がありますが1類で十分
・強度については、1級と2級がありますが2級で十分
・板面の品質や化粧の有無についてはご予算に応じてお好みで
といったところでしょうか。 - コンクリート壁について教えてください。
-
鉄筋コンクリート造のマンションなどで壁掛けテレビを検討する場合、コンクリート壁がどのように仕上げられているかを把握することが重要です。
コンクリート打ち放しの状態から内装を仕上げる場合、
・コンクリート面に直接クロス(壁紙)を張る直張り工法
・コンクリート面にそって木軸や軽量鉄骨を組み石膏ボードをビス止めする2重壁工法
・コンクリート面にGLボンド団子状にしたものをグリット状に並べ石膏ボードを貼り付けるGL工法
※コンクリート壁・石膏ボードの2重になるという意味で、GL工法も2重壁に含まれます。
が考えられます。
それぞれの工法にメリット・デメリットがありますが、
ここでは壁掛けテレビ的な観点からそれぞれの工法を考えてみたいと思います。
【直張り工法】
コンクリート面に直接クロスが張られています。
ですので、壁をノックしてみると壁裏に音が抜けず、硬く詰まった感覚を得られます。
コンクリートビスを使用することで壁掛け可能です。
気をつけなくてはいけないのが、マンションなどの集合住宅の場合、コンクリート壁は共用部となるケースがほとんどです。
壁に穴をあける前に、マンション管理組合の許可が必要です。
また、壁裏に空洞がありませんので壁裏に配線を通すことができず、後からコンセント口の増設も難しいです。
【2重壁工法(木軸・軽量鉄骨)】
コンクリートの壁面にそって木や軽量鉄骨で下地を組み、その下地に対して石膏ボードをビス止めします。
ですので、壁をノックしてみるとコンコンと壁裏に音が抜ける感覚を得られます。
石膏ボードのみにはネジが効きませんが、木やLGSの下地に対してネジ止めする、もしくはホッチキス止めの金具を使うことで壁掛け可能です。
壁裏に空洞があるため壁裏に配線を通すこともできますし、コンセント口の増設も可能です。
【GL工法】
コンクリート面にGLボンドをお団子状にしたものをグリット状に並べ、そこに石膏ボードを接着させます。
壁をノックしてみるとコンコンと壁裏に音が抜ける感覚を得られます。
石膏ボードのみにはネジが効かず、かつGLボンドのお団子部へのネジ止めでは重量物を支えるには不安が残ります。
そのため、コンクリート壁部にネジを効かせる、もしくkはホッチキス止めの金具を使うことで壁掛け可能です。
しかし、コンクリート部にネジを効かせるにはかなり難しい作業となります。
ねじ止めの場合、DIYでの設置はあきらめプロにご相談することをオススメします。
また、ホッチキス止めの場合、テレビの重量で石膏ボードがボンドから剥がれ落ちてしまう可能性がありますので、予めご了承の上壁掛けテレビをご検討ください。
※今までそのような報告は1件も上がっていませんが、あくまでも可能性があるということです。
まとめますと、どの工法の場合でも壁掛けは可能です。
それぞれ設置方法が異なったり、許可が必要な場合がありますので、事前によく壁の構造をご確認ください。
分譲マンションであれば、外壁・内壁の仕様はパンフレットやホームページ等に記載がありますので、そちらで確認するのもよいでしょう。 - 乾式壁について教えてください。
-
コンクリートやモルタルのように、水を混ぜながら作った壁を湿式壁というのに対し、石膏ボードや合板など水を使わない壁を乾式壁といいます。
湿式か?乾式か?で違いを比べることになるのは、主にマンションの戸境壁(お隣さんとの区切りとなる壁)の作りでしょう。
通常、コンクリート造のマンションであれば戸境壁もコンクリート壁となります。
しかし、タワーマンションの場合は建物を軽く作らなくてはならないため、戸境壁を乾式にするケースがよく見られます。
ただ、お隣との境となる壁が普通の石膏ボードでは音が丸聞こえになってしまいます。
そこで乾式の戸境壁では、コンクリート壁並みの遮音性を誇る「乾式耐火遮音壁」がよく使われます。
乾式耐火遮音壁は、まず軽量鉄骨を立て両側からそれぞれ2枚の石膏ボードで断熱性・遮音性のあるグラスウールを挟み込む作りになっています。
石膏ボードは、内側に耐火性の高い強化石膏ボード、外側は衝撃に強い硬質石膏ボードが使われます。
「乾式耐火遮音壁」への壁掛けという観点でいうと、
まずネジ止めであれば壁裏の軽量鉄骨に軽天ネジを効かせることができれば壁掛け自体は可能です。
ただ、戸境壁は共用部となりますし、もしかしたら穴をあけることで遮音性が弱まってしまうかもしれません。
また、ホッチキス止めの場合でも、表面に張られている石膏ボードは、画鋲もささらない硬質石膏ボードですので、
ホッチキス止めの設置もできません。
以上の事から、戸境壁が乾式壁だった場合は、あまり壁掛けには適さないと考えられます。 - 壁の補強について教えてください。
-
壁の補強とは、壁掛け等の目的でネジがしっかり効くよう、分厚い合板を壁に張る事を指します。
壁掛けテレビの観点で補強壁を考えると、
ベストなのは、新築時やリフォームの際にあらかじめ合板を張っておくことです。
そうする事で、その合板に対してはどこにでもネジが効くようになります。
石膏ボード壁のように壁裏の状況などを気にすることなく、お好きな位置に壁掛け可能です。
しかし現実的に考えると、ほとんどのご家庭では壁の補強がされていないと思われます。
一般的な石膏ボード壁の場合、石膏ボード単体にはネジが効きませんので、壁裏にある柱に対してネジ止めすることになります。
ところが、壁掛けしたい位置と柱の位置がうまく合わない。というのはよくある話です。
DIYでの設置を前提として、このような場合どうするかというと、壁を簡易的に補強することを検討します。
新築時やリフォームの際に行われる補強では、石膏ボードの代わりに始めから合板を張ってしまいます。
その上からクロス(壁紙)を貼れば、見た目では普通の石膏ボード壁とまったく区別がつかないくらいキレイに仕上がります。
それに対し簡易補強は、まず壁裏の柱に対して合板をネジ止めし、その合板に対してテレビ壁掛け金具を止めることになります。
ですので、壁の上に板を張り付けているのが見えてしまう事になります。
※最終的には壁掛けしたテレビで隠れますので問題ないのですが、気にする方もいっらっしゃいます。
どうしても気になるようでしたら、補強用合板のサイズ分、石膏ボードをくり抜いて、そのスペースに合板を張るという手もあります。
しかし、設置の難易度が一気にあがるため、よほどDIYが得意な方でない限りそこまではオススメできません。
費用はかかってしまいますが、表から見えないよう壁裏に補強板を仕込む特許技術を持つ設置業者の紹介も可能です。
また、注意しなくてはいけないのが合板の厚みです。
テレビ壁掛け用として考えた場合、少なくとも12mm。
アーム式や大画面テレビの場合は12mm以上の合板をご使用ください。
※合板は厚ければ厚いほど安心です。 - 柱の種類について教えてください。
-
在来工法(木造軸組工法)で建てた家の柱について説明します。
【通し柱(とおしばしら)】
1階の土台部分から2階の軒部分まで、継ぎ目なく通った柱です。
1階から2階まで通して立てるので、他の柱よりも2~3倍の長さになります。
主に外周の四隅に建てられ、構造材としてもっとも重要な柱となります。
※最近では通し柱が存在しない設計が増えています。
【管柱(くだばしら)】
2階建ての場合、1階・2階それぞれの階のみに立っている柱が管柱となります。
それぞれの柱が荷重を受ける構造材となります。
通常、通し柱と比べて一回り細い柱が使用されます。
【隅柱(すみばしら)】
管柱の一種で、建物外周の隅角部(壁と壁が出会う部分、つまり角の部分)に立つ柱のことです。
【間柱(まばしら)】
管柱と管柱の間に立てられる細い柱のことです。
間柱は建物を支える構造材としては考えず、石膏ボードなどの壁材を固定するための下地材として使用されます。
通し柱、管柱の断面が正方形なのに対して、間柱の断面は細長い長方形となります。
壁掛けテレビの観点で柱を考えますと、ネジ打ちする対象の柱は通常であれば管柱か間柱となります。
設計の基準が尺モジュールの場合、
910mm間隔で管柱が立っていて、その間に間柱が立っていることになります。
つまり455mmの間隔で、管柱・間柱が立っています。
設計の基準がメーターモジュールの場合、
1000mm間隔で管柱が立っていて、その間に間柱が立っていることになります。
つまり500mmの間隔で、管柱・間柱が立っています。
テレビの壁掛けでネジが効く下地を探す場合、上記の法則を覚えておくとかなり柱を見つけやすくなります。 - 間柱の幅について教えてください。
-
一般的には27mm・30mm・36mm・45mmがあります。
奥行きについては、使用されている管柱と同サイズになります。
例)
管柱が105mmであれば、間柱は30mm×105mm
管柱が120mmであれば、間柱は30mm×120mm
など
また、同じ家でも場所により異なる幅の間柱が使われる事があります。
例えば、
石膏ボードや構造用合板の継ぎ目部分に間柱がある場合は45mmが使われ、それ以外の場所は30mmなど。
当店で取り扱う商品に付属する木ネジはかなり太いため、
例えば27mmの間柱で打ち所が悪いと割れてしまう事態も考えられます。
その場合、別途細目のネジをご用意いただくなど、
間柱の幅により適切なネジを選んでいただくことが重要です。
テレビ壁掛け金具(TVセッター)について
- テレビ壁掛け金具って何ですか?
-
テレビ壁掛け金具とは文字通り「テレビを壁掛けするための金具・部材」のことです。
金具というだけあって、素材としてはスチールやアルミ合金などの金属でできています。
テレビ壁掛け金具の基本的な構成としては
「壁に固定するプレート」と「テレビをひっかけるためのブラケット」の2つのパーツからなります。
テレビを壁掛けしようとした場合、テレビをそのまま壁に貼り付けることはできません。
壁にしっかりと固定したプレートにテレビをひっかける事で壁掛けテレビが完成します。
また、テレビ壁掛け金具は細かく見ていくと様々な種類があります。
プレート部にアームがついていて伸び縮みや首振りをしたり、ブラケットが上下に稼動(テレビのうなづき機能)したり、
プレートもブラケットも極力薄くすることで、壁に張りつけたかのような仕上げにしたりといった具合です。
壁に固定する方法は、ネジ・ビスを使用するものがほとんどです。
ですが、それではどうしても壁に傷跡が残りますし、ネジ・ビスをしっかり壁に効かせるための知識も必要となります。
当店では、どなたでも簡単に取り付けができて、かつ壁のキズもほとんど目立たないホッチキスで壁に固定するテレビ壁掛け金具の取り扱いもあります。
理想の壁掛けテレビを実現するために最適なテレビ壁掛け金具をお選びください。 - TVセッターって何ですか?
-
TVセッターとは、私達「スタープラチナ株式会社」が販売する、テレビ金具のブランド名です。
テレビ壁掛け金具の専門家である私達が、数ある商品の中から厳選した金具のみをTVセッターとして販売しております。
またTVセッターは、震度7の縦揺れを含めた3次元振動検査を行っており、テレビの耐震対策としても有効な事を検証済みです。
壁掛けテレビは、一般家庭にはまだまだ普及しておらず、いざ壁掛けしようとすると不安な点も多々あると思います。
TVセッターは、専門スタッフによるアドバイス、設置後のフォローまでを含めて安心してお使いいただけるブランドです。
高い品質、機能性、安心・安全性を兼ね備えたテレビ壁掛け金具、それがTVセッターです。
よくある質問
ピックアップ
- 商品の発送までどれくらいかかりますか?
- 月~金曜日は15時まで、土曜日は12時までに決済の確認がとれたご注文につきましては当日中に出荷いたします。(別途、当社が定める休業日を除く)
※在庫がある場合に限ります。 - 日時指定はできますか?
- 可能です。購入時に指示に従ってご指定ください。
- ※ご要望に沿えない場合がございます。
- ※最短でお荷物が必要な場合、「未指定」でご注文ください。
最短の発送を心がけております。
- 送料はいくらですか?
- 商品に特に記載の無い物は、全国一律500円になります。
※沖縄・離島につきましては別途1750円かかります - 付属品は何がありますか?
-
金具本体、取り付け説明書の他に、ネジ類一式(「TVセッター×壁美人」の場合は、さらにホッチキス針・特殊フィルム)等、基本的な設置に必要な部材が付属します。
ただし、壁の状態や施工者の判断によっては、別途ネジ・アンカー等が必要な場合もございます。
その際は最寄りのホームセンター等でご用意ください。 - 自分のテレビは壁掛けできますか?
-
市販されている多くのテレビが壁掛け可能です。
以下の条件を満たしていればまず設置可能とお考えください。
- テレビの背面にテレビ金具用のネジ穴が4点以上開いている事
- テレビのスタンドが取り外せる事
- テレビの背面に凹凸の無い事
- 金具の耐荷重以下の重さのテレビである事
テレビと金具の適合については「テレビ金具適合診断」ページをお試しください。
壁掛けを予定しているテレビの「メーカー」「型番」を選択するだけで、適合するテレビ金具一覧を表示いたします。
表示された一覧の中からお好みのテレビ金具をお選びください。 - 個人でもDIYで設置できますか?
-
テレビの重量を支える為に壁裏の間柱等に金具を固定します。
この間柱(あるいはネジをシッカリと打ち込める壁面)さえあれば設置は決して難しくありません。
あくまでも自己責任ですが、数時間もかからずに壁掛け工事を個人でされている方が多くいらっしゃいます。
DIYに自信がない方は、石膏ボード壁であれば家庭用ホッチキスで簡単に壁掛け可能な「TVセッター×壁美人」をご検討ください。 - 個人の設置に自信が無いのですが。
- 少しでも設置に不安がある場合、決して個人で工事をしてはいけません。
怪我に繋がる場合もございます。
その場合、是非弊社に相談してください。
基本的に全国無料でお見積もりいたします。
※山間部等は現場調査にあたり費用を頂戴する地域もございます。離島はお伺いできません。
詳しくはコチラをご覧ください。
商品について
- 自分のテレビは壁掛けできますか?
-
市販されている多くのテレビが壁掛け可能です。
以下の条件を満たしていればまず設置可能とお考えください。
- テレビの背面にテレビ金具用のネジ穴が4点以上開いている事
- テレビのスタンドが取り外せる事
- テレビの背面に凹凸の無い事
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テレビと金具の適合については「テレビ金具適合診断」ページをお試しください。
壁掛けを予定しているテレビの「メーカー」「型番」を選択するだけで、適合するテレビ金具一覧を表示いたします。
表示された一覧の中からお好みのテレビ金具をお選びください。 - テレビ金具ってなんですか?
- 最近の薄型テレビは、簡単に壁掛け設置することができます。
その設置をする為の、専用金具が「テレビ金具」です。
※欧米では半分以上のテレビが壁掛けされているというデータがあります。
地震が多く、居住スペースが比較的少ない日本でこそお勧めしたい
設置スタイルが壁掛けスタイルです。 - テレビメーカーの純正金具で無くて大丈夫ですか?
-
強度や用途目的を達成する点でメーカー金具と遜色はありません。
当社では独自に強度検査なども行っており、生産工場に対しても直接のルートを持っています。
又、最高3億円のPL保険にも加盟しており、
メーカー純正金具と同じように安心してご利用いただけます。 - 汎用金具って何ですか?
- テレビ背面にある壁掛け用のネジ穴。
主に4つ開いていますが、様々なネジ穴サイズ、ネジピッチ(幅)があります。
これらのネジサイズやピッチに対して、金具の仕様で多くの機種に対応してしまうタイプを汎用金具と呼びます。 - VESA規格ってなんですか?
- 主に中型以下のテレビに採用されているテレビ背面のネジ穴サイズとピッチ(幅)の規格です。
例えば、VESA75×75mmという場合、テレビ背面に75mm×75mmの正方形でネジ穴が開いている事を指します。
VESA金具のメリットは、比較的安価である事。
デメリットは将来的にテレビを買い替えた時に、金具を新たに買いなおす必要が出る可能性が増す事です。
言葉としては、「Video Electronics Standards Association」の略。 - どの金具が一番いいのかよく分かりません。
-
壁掛け金具に関して説明しますと、大きく以下のように大別されます。
■オシャレにより使いやすく進化したアーム式金具「TVセッターアドバンス」
■最高の質感と品質を誇るハイエンドモデル「TVセッターハイライン」
■ホッチキス止めで壁掛け可能な「TVセッター壁美人」
■壁にスッキリ取り付け出来る薄型の「TVセッタースリム」
■上下の角度調整が可能な「TVセッターチルト」
■上下左右角度調整が可能な「TVセッターフリースタイル」
ご希望の用途に合わせてお選びください。 - TVセッター アドバンスの特徴を教えてください。
-
テレビを壁掛けする上で一番便利なのは、
「上下左右自在に角度調節可能なアーム式である!」
という観点から設計・開発されたアーム式金具です。
既存のアーム式金具の欠点を徹底的に見直し、かつ特別な機能をプラスした最新設計モデルです。
デザイン・操作感・軽量化・スリム化など全てにおいてハイレベルなシリーズです。
せっかくテレビを壁掛けにするのだから金具にまでこだわりたい!という方に
お勧めします。 - TVセッター ハイラインの特徴を教えてください。
-
重量級のテレビでもしっかり支える高い剛性と、一目見ればあきらかに違いがわかるほどの質感を誇る、TVセッターシリーズの最高峰モデルです。
テレビ壁掛けの専門店として、数多くのテレビ金具を見てきた私達でも、箱を開けた瞬間に違いを感じるほど洗練されたオーラを放ちます。
貴方が作る最高のインテリアに相応しいテレビ金具。
それがTVセッターハイラインです。 - TVセッター 壁美人の特徴を教えてください。
-
最大の特徴は「ホッチキス」で壁に固定することです。
信じられないとは思いますが、東日本大震災(震度6強)相当の3次元地震試験にパスしています。
弊社スタッフがぶら下がってみたり、引きはがそうとしましたがビクともしない強度です。
※ただしすべての地震・環境において脱落しないことを保証するものではありません。
・ホッチキス止めだから施工がカンタン→DIYに不慣れな個人でも自分で設置可能!
・撤去後の壁のキズが目立たない→賃貸住宅にお住まいの方でも壁掛けを検討可能!
と、ネジ止め式壁掛け金具では壁掛けテレビを諦めざるをえなかった方でも
壁掛けテレビを実現できます。 - TVセッター スリムの特徴を教えてください。
- テレビをとにかく薄く設置したい方は、「スリム」です。
せっかくの薄型テレビですから、壁掛けする際もできるだけ壁から出っ張らずに設置した方が
仕上がりが美しくなります。
薄さにこだわるならスリムシリーズをお選び下さい。 - TVセッター チルトの特徴を教えてください。
-
上下の角度調節(うなづき)機能を持ちます。
上下の角度調節は、高い場所にテレビを設置する際は必須の機能です。
また、角度調節をすることで画面への写り込みを回避できるなど、ちょっとした時に
あると便利な機能です。 - TVセッター フリースタイルの特徴を教えてください。
- 上下左右に角度調節が可能です。
アーム式の物もあり、あらゆる角度からテレビを快適に視聴できます。
複数の位置からテレビを視聴する方は「フリースタイル」です。 - 付属品は何がありますか?
-
金具本体、取り付け説明書の他に、ネジ類一式(「TVセッター×壁美人」の場合は、さらにホッチキス針・特殊フィルム)等、基本的な設置に必要な部材が付属します。
ただし、壁の状態や施工者の判断によっては、別途ネジ・アンカー等が必要な場合もございます。
その際は最寄りのホームセンター等でご用意ください。
設置や工事について
- どんな壁にも取り付けが出来ますか?
-
基本的に壁面が平らでテレビと金具の重量を支えるだけネジがしっかりと効けば、どんな壁にもお取り付け可能です。
ただし、石膏ボードやベニヤ等ネジが効かない壁もありますのでご注意ください。
石膏ボードやベニヤ壁の場合、壁裏にある下地(間柱)にネジを打つことで壁掛け可能です。
さらに石膏ボードであれば、家庭用ホッチキスで壁掛け可能な「TVセッター×壁美人」もご検討ください。
詳しくは「壁材質の見分け方」ページをご覧ください。 - 個人でもDIYで設置できますか?
-
テレビの重量を支える為に壁裏の間柱等に金具を固定します。
この間柱(あるいはネジをシッカリと打ち込める壁面)さえあれば設置は決して難しくありません。
あくまでも自己責任ですが、数時間もかからずに壁掛け工事を個人でされている方が多くいらっしゃいます。
DIYに自信がない方は、石膏ボード壁であれば家庭用ホッチキスで簡単に壁掛け可能な「TVセッター×壁美人」をご検討ください。 - 個人の設置に自信が無いのですが。
- 少しでも設置に不安がある場合、決して個人で工事をしてはいけません。
怪我に繋がる場合もございます。
その場合、是非弊社に相談してください。
基本的に全国無料でお見積もりいたします。
※山間部等は現場調査にあたり費用を頂戴する地域もございます。離島はお伺いできません。
詳しくはコチラをご覧ください。 - 金具の設置の流れを知りたいのですが。
- 種類によって多少差はございますが、大まかに以下の流れになります。
1)テレビ裏面にテレビブラケットを固定します。
2)壁面プレート部の金具を壁に固定します。
3)テレビブラケットと壁面プレートを合わせて固定します。 - 自分の壁の種類が分かりません。どうすれば良いですか?
- 画鋲・キリ等を数箇所刺すとわかります。
刺されば石膏ボード・ベニア、刺さらなければコンクリート等が目安となります。
壁の種類が石膏・べニアの場合、壁裏の間柱に金具を固定する事になります。
壁面裏の状態を調べるセンサーが安価で販売されています。
あるいは、キリ等で壁を指して、間柱の位置を把握しましょう。
(コンクリート壁の場合、必要ありません) - 配線の処理はどうしたらよいですか?
- 「モール」(化粧カバー)内に配線を通し
モールを壁に貼るだけで十分美しく仕上がります。
より完璧な美観を求める方は、配線を壁裏に通しますが
これはプロの手に任せましょう。 - 電源ケーブルやアンテナケーブル等が壁に干渉して設置できません。
- 付属のスペーサーをご利用いただくことで、テレビ背面と壁の隙間を広げる事ができます。
それでも干渉する場合、お手数ですがホームセンター等でL字のケーブルをご用意ください。
付属のスペーサー+L字ケーブルでも干渉する場合、ホームセンター等でさらに長い金属性の
スペーサーをご用意ください。 - 一般的な設置ではどのような道具が必要ですか?
- あると便利な工具をご紹介します。
詳しくはコチラをご覧ください。 - 天吊りをしたい場合、個人設置は可能ですか?
- 天吊りの場合は、必ず業者取り付けとなります。
天井の状況を事前に確認し、工事をする必要があります。
※大変危険を伴ないますので、個人でのお取り付けは絶対におやめ下さい。
もしお近くに天吊り工事を請け負う会社が簡単に見つからない場合、
是非弊社に相談してください。
基本的に全国無料でお見積もりいたします。
※山間部等は現場調査にあたり費用を頂戴する地域もございます。離島はお伺いできません。
詳しくはコチラをご覧ください。
お支払いについて
- お支払方法は選べますか?
- 銀行振込、代金引換、クレジットカード等からお選びいただきます。
詳しくは「ご利用規約」をご覧ください。 - 領収書の発行は可能ですか?
- 商品発送後、別途郵送致します。ご希望の際は、ご注文時備考へ「領収書希望」とご記入下さい。
また、併せて必要事項(宛名等)ご記入下さい。
何点か注意事項がございます。ご希望の場合、事前に以下の内容をご確認下さい。
- 領収書発行は、前払い決済のみの発行となります。
- 代金引き換え払いにつきましては、配送時に、配送業者がお渡ししている「代金引き換え領収書」が領収書になります。
- 無記名・上様などでの宛名を承れません。
- 日付は、お振込の場合、ご入金頂いた日付での発行となります。
- 日付なしでの発行はいたしません。
- クレジットカードの場合、発送日が領収書の日付となります。
上記以外に、ご確認事項ございましたら、事前にお問い合わせ頂きますようお願い申し上げます。
お届けについて
- 送料はいくらですか?
- 商品に特に記載の無い物は、全国一律500円になります。
※沖縄・離島につきましては別途1750円かかります - 商品の発送までどれくらいかかりますか?
- 月~金曜日は15時まで、土曜日は12時までに決済の確認がとれたご注文につきましては当日中に出荷いたします。(別途、当社が定める休業日を除く)
※在庫がある場合に限ります。 - 日時指定はできますか?
- 可能です。購入時に指示に従ってご指定ください。
- ※ご要望に沿えない場合がございます。
- ※最短でお荷物が必要な場合、「未指定」でご注文ください。
最短の発送を心がけております。
- 運送会社を教えてください。
- 弊社提携運送会社は、佐川急便となっております。配送元は千葉県になります。
※離島や緊急時、メーカー直送品等、別の運送会社を使用する場合がございます。
※お客様のご指定は、基本的にお受けできません。 - ラッピング、のしサービスは可能ですか?
- 申し訳ございません。現状対応しておりません。
キャンセル・返品・保障について
- 購入後のキャンセルは可能ですか?
- 商品発送前までは無料でキャンセル可能です。
商品発送後は、お支払い方法により異なりますが、
運送費用、振込手数料等はお客様のご負担となります。ご了承ください。 - 返品をしたいのですが可能ですか?
- 基本的にはお受けできませんが、テレビ金具については
返品対応サービスがございます。
詳細は、「ご利用規約」をご覧ください。 - 不良品が届いたのですが・・・(配送事故を含む)?
- ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございません。
迅速に対応させて頂きますので、お手数お掛けしますが、
弊社へ下記情報をご連絡下さい。
- お客様のお名前
- 不具合のあった商品、ご注文内容
- 不具合の内容
- 可能であれば不具合の内容写真(※手続きがスムーズに行える為)
上記時間以上に弊社から連絡がない場合、誠に申し訳ございませんが、
ご連絡がつかない・メール送信エラー等が起きている可能性がございます。
その際は再度ご連絡くださいませ。 - 万一の保証はありますか?
- 商品の仕様不備を原因とする事故が起こった場合
最高3億円の保証があるPL保険に加盟しております。
※設置不備(人災事故)や地震等の天災事故に対しての保証ではありません。
お店の運営について
- 営業時間を教えてください。
- 営業時間は、平日10:00 ~ 18:00(土日、祝日を除く)です。
※土曜日は出荷のみの対応となります。 - 定休日を教えてください。
- 土日、および祝日の他に、年末年始・GW・夏季休暇として
平均的なお休みを頂戴します。 - 休日の対応を教えてください。
- ご注文は24時間、365日お受けいたします。
休業日にお問い合わせいただきましたメール・電話の対応は翌営業日以降となります。
弊社休日を除く48時間以内にメールでの返信がない場合、誠に申し訳ございませんが
メールエラー等が起きている可能性がございます。
その際は再度ご連絡くださいませ。 - 注文確認メールが送られてきません。
- ご注文後(休業日を除く)2日以内にメールが届かない場合
メール送信エラー・迷惑メール処理が考えられます。
送信時エラーのメッセージがある場合、弊社からご連絡致しますが、
それ以外の場合、迷惑メールとして処理されている可能性があります。
大変お手数ですが、別途お問合せ下さい。 - 予約について
- 売り切れ中の商品に対して、予約販売を承ります。
※各商品ページにその旨を記載してありますので、お読みください。
次回入荷時期についてのおおまかな目安・予定を明示いたしますが、
1~2週間程度の納期の遅れが生じる場合がございます。
上記理由から、原則としてご予約品は「お届け日時のご指定」をお受けできません。
ご了承くださいませ。
入荷次第、表示納期を目安に順次発送を行います。
万一、大幅に納期に遅れが生じる場合、別途ご連絡いたします。
ご予約品を含む複数商品をご注文の場合は
基本的にご予約品の入荷後、全商品が揃い次第の発送となります。 - 実際に商品を見たいのですが。店舗はありますか?
- 通信販売のみとなっており、店舗はございません。
- 大口の購入を考えています。値引きなどはありますか?
- ご購入後にご返金という形でディスカウントいたします。
まずは、お見積もりをお出ししますので、ご連絡をぜひお待ちしております。 - コピーサイト・なりすましサイトについて
- 当店と類似した名称や違法にコピーしたサイト(コピーサイト・なりすましサイト)と、当社は一切関係ございません。
このようなサイトでは、個人情報を不正に取得し、代金を振り込んでも商品が届かないなど手口が共通しております。
お客様におかれましては、当店を装った偽サイトではお買い物しないよう十分ご注意ください。
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